学習チェックリスト
最近、UT Austinのオンライン修士課程(コンピュータサイエンス)を、仕事と両立して勉強するようになってから、線形代数や統計の抽象的なトピックを(7時間働いた後で眠い中)勉強するようになった。
昔Courseraで人気のバーバラオークリー博士の”Learning how to learn”というコースを受講したので、今回学習方法チェックリストとして一部を抜き出してリストにしてみた。勉強が中心の大学生や受験生、資格勉強中の社会人の方等、は是非コースを全て受講することをオススメする。
バーバラ式学習方法
人間の学習モードにはリラックスモード と 集中モードの2種類がある。この2種類のモードの行き来を繰り返して、毎日少しずつ学習するのが効率良い。
長期記憶
ワーキングメモリー(容量狭い、すぐ忘れる)から長期記憶(容量超広い)に移す方法
- 睡眠(学習トピックの夢を見るとより覚える)
- 分散学習(少しずつでも毎日やる)
チャンク化
チャンク化で物事を理解する。関連トピックを整理整頓して長期記憶にしまっておくと、実際に使える知識が身に付く(整理整頓された自宅のような感じ)。
- チャンク化の前に、ささっと概要(セクションタイトルなど)を読んで背景とコンテクストを掴む。そうすると、どのタイミングでチャンクを使うか理解できる。
- 詳細よりメジャーなトピックから先に学ぶ。
- リコールを重視する�。
- 読んで理解より、見ずに再現できるようにする(これ超重要!!)。
- 再読よりリコールが大事(コーネル式ノート術など工夫する)。
- 普段勉強や仕事している場所とは違う場所でリコールをやる。
演習
数学などは演習への取り組みことの方が、教科書を読んだりレクチャーを聞いたりすることよりはるかに効率的。</p>
- 視覚、例えで理解する。
- テキストの問題は(理想的には)全て挑戦する。
- 簡単な問題ばかりじゃなく、わざと難しい問題を練習する。
- 難しい問題と簡単な問題を交互にやる。
- 似たような問題を連続でやるのではなく、スキップして違うタイプの問題を混ぜてやる。
- 問題につっかかったら休憩して脳をリラックスモードにて働かせる。
やってはいけないリスト
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- 読んで理解するだけ。
- 再読、再度レクチャービデオを見直す。
- マーカーでハイライトは下線を引くだけ。